事故当時、東電社員だけが飲んだヨウ素剤(写真有)



事故当時、近隣住民へのヨウ素剤配布は一切なかったにもかかわらず、東電社員は迅速にヨウ素剤を飲んでいたという。


このことは2月上旬にも報じられていたようですが、私自身が見逃していたのもあり、そしてまた証拠となる写真もあったので、こちらに掲載します。

東電社員だけが飲んだ ヨウ素剤 証拠写真見つけたより転載

朝日新聞「前線本部」あの日のまま
オフサイトセンターの内部が2日初めて報道陣に公開された。
放射線班の赤い三角柱の班表示があるデスク。
写真の手前側に黄色のトレー内にやはりオレンジぽい黄色箱がある。
「ヨウ化カリウム」とはっきり読み取れる。
記事にも、写真の説明にも「箱に入ったヨウ素剤や***置かれていた。」
とある。トレーの中にある事から、未使用のヨウ素剤なのだろう。

なぜ、
東電社員だけが、ヨウ素剤を飲んで、近隣住民への投与はなかったのか。
写真を見て、怒りが湧いた。
放射線班のデスクの上に置かれたヨウ素剤。
放射線防護、管理の要の班。現場最前線を取り仕切る班だ。

先月までは、
報道される事はなかった。
事故当時、住民ですら、ヨウ素剤の手配はなかった。
(一部配布済み地区ではヨウ素剤服用の指示が出なかった。)
政府、東電、マスコミからもヨウ素剤服用の指示は流れなかった。

2012.2.7付の時事ドットコム で、
「東電社員が直ちに服用して、2000人。大きな副作用がなかった。」
と報道された。

怒り心頭である。なぜ住民にヨウ素剤は行き渡らなかったのか?
東電のみがヨウ素剤の緊急投与の重要性を学んでいたということ。
ヨウ素剤を近隣住民に届ける手配は東電に望むべくもなかった。
ヨウ素剤の件だけでも東電は倒産させるべきだ。

甲状腺がんの発症は
10年前後先だと言われている。
10年もたてば原発事故との因果関係も立証出来ないだろうと危惧している。
特に若い人たちの将来が心配だ。
事故当時、「ヨードチンキ薄めて飲めば」「イソジンのめ」(誤り)
とまでtwitter上を飛びかっていたのにだ。

保安院、東電が連日記者会見をしていたが、
誰一人ヨウ素剤の服用は東電で行われたのか質問した
ガッツある記者はいなかった様だ。

東電、保安院、お上皆自分たちの保身ばかり。
今は何をお上が言っても信じられない。
お上と民の信頼関係は最悪だ。
今日のニュースでも、メルトダウンを事故から1週間後には
分析していたと言うから、なおさらだ。
(twitterではすぐにメルトダウンだ と飛びかった)

こちらがその時のニュース記事。

ヨウ素剤、大きな副作用なし=作業員2000人に投与−福島第1原発事故・東電

東京電力は7日、福島第1原発事故の直後から昨年10月までに、放射性ヨウ素による甲状腺被ばく対策として、作業員ら約2000人に計約1万7500錠の安定ヨウ素剤を配布したことを明らかにした。

健康診断の結果、大きな副作用はなかったと説明している。
同日開かれた国の原子力安全委員会の分科会で報告した。

東電によると、同原発には約3万錠のヨウ化カリウムが備蓄されていたが、昨年3月13日以降、手順書に従って対象者に配布を始めた。

配布回数は4、5月が各3000回を超えるなど最も多く、ヨウ素131の濃度減少とともに回数も減り、8月には屋内作業で、10月に全ての作業で配布を止めた。

近隣住民の子どもたちには何も与えず、東電は「無主物だから関係ない」とのたまったくせして自分の社員には迅速にヨウ素剤飲ませていた、と。

(以下、1つ目の写真の下方、オレンジの箱)

 

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