[海外移住先選び] 私がバンコクではなくクアラルンプールを選んだ理由

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管理人Junna (@myremin) です。よく「移住するのにどの国が良いか・安全か・暮らしやすいか」などといったトピックを見かけることがあります。

私自身が思ったのは、結局、「どこの国が良いか・安全か・暮らしやすいか」というのは、それぞれの個人のスタンスや志向(嗜好)、価値観などによって様々だということです。

よく海外の報道でも「世界でもっとも暮らしやすい国・都市ベスト10」といったランキングが出ることがあります。

その中で「暮らしやすい国・都市」に実際に住んだ経験がある私。けれどその「暮らしやすい都市」に住んでみて、心から暮らしやすいとは思いませんでした。

いやある面ではとても良いのです。ランキングでトップになるのも頷ける、という点もあります。けれど実際に体感する暮らしやすさは、ランキングであげられるような点ばかりではありません。そこに出てこないような点もいくつもあります。

また多くの人びとの好まれる人気の国、都市が、必ずしも自分に合うとも思いませんでした。
 

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(The best places to live)

たびたび「世界で一番住みやすい都市」に選ばれるメルボルン。私もメルボルン住みました。でも冬が寒くて天気悪くて耐えられませんでした。今は物価も高騰。あくせく働き蜂にならないと生活維持できません。よって住みやすいとは一概に思いません。

9位のパースも住みましたが、こちらも超高物価。同じくあくせく働き蜂にならないと生活維持できません。賃貸住宅なんて常にたくさんの人で奪い合い状態。農業・鉱業の州なので、それ以外のセクターにおける仕事も多くありません。日照や乾燥も酷く、街も成金化している感じが好きになれませんでした。

話を戻して、私は今マレーシア・クアラルンプールにいますが、これまでクアラルンプールを訪れたという移住考慮をしていた女性たちには、クアラルンプールは評判が悪かったのです。

危険な感じがする、バンコクと比べて安心できない、と。実際、バンコクとクアラルンプール(KL)では雰囲気も違いますしね。

でも、私は2つの都市に滞在して、結局自分が気に入って選んだのはKLでした。

おそらく、万人に好かれやすいのはバンコクだと思います。動きやすさにおいてでもですし、治安面でも全般的な傾向としてはバンコクの方が安心できるのではと思います。

かといってKLが一概に危険とも思わないものの、けっこうえげつないレベルのひったくりの話は何度か直接体験談を耳にしています。レイプ未遂等も。バンコクでも犯罪は当然あると思いますが、そこまでえげつないレベルはあまり聞かないように思います。

バンコクは交通網が発達していますが、KLは車社会でもあります。また実生活でそれほど影響を感じないとはいえ、イスラム教国であるゆえに豚肉がそこらで普通に買えない・食べれない等の制約もあります。

よって、万人ウケしやすいのは、KLよりもバンコクだろうとは確かに思います。特に女性にとっては、治安面や利便性を考慮してもバンコクに軍配があがるだろうと私も思います。

でも私は、万人的な反応とは違いました。

マニラという都市に住んでいた身としても、治安面については、人があれこれどうだという内容よりも、自分の体感が一番信じられるとも思いました。

マニラで危険な思いをしたこともないですし、人が言うところの治安情報は、ある面では正しくもあり、ある面では一定の参考にはしておきながら、鵜呑みしなくていいというのが結論です。

私はバンコクに住みたいという魅力をそこまで感じず、バンコクではなくKLに惹かれました。なぜ私がKL/マレーシアに住みたいと思ったかは、これもまた私の志向/嗜好や、価値観によるものと思います。

というわけで自分がKLの方を選んだ理由、経緯をまとめてみます。(^_^)

※あくまで私の個人的な視点のみなので、人によってはそう感じないこともあると思います。
 

なぜ私が万人に人気なバンコクではなく、KLの方が好きで、KLを選んだのか

1・公用語で英語が使われており、話者人口の多い中国語、マレー語も触れる機会もある

マレーシアでは公用語的に英語が使われている、これが最大の理由でした。私も英語にこれまでどっぷりで来ており、せっかく得た英語を駆使できる場を失いたくなかったというのが1つ。

新聞や構内放送、案内表示なども英語で聞けますし(この辺はフィリピンとも似ています)、メディアやニュースサイトをすべて英語で見られるのも、私には大きなメリットでした。

そう言うと「いやタイ/バンコクでも英語が通じるよ」と言う人もいるかもしれません。しかしここでは英語が共通語的な公用語的な位置。タイではあくまでタイ語です。

あとこんなこと書いたらタイ好きな方や住んでいる方に怒られてしまうかもしれませんが、私はどうも、あのタイ語表記を見るのがストレスでした。ベトナム語くらいだったらまだ想像もつくのですが…。またタイに住んで新たにタイ語をゼロから覚えようという気もありませんでした。

ただ話者人口の多い中国語、そして1億以上の話者がいるとされているマレー語/インドネシア語(両者はほぼ同じ)は、ある程度覚えたいという意向が元々からありました。

そこからしても、マレーシアは私にはぴったりなのです。

確かに発音はマングリッシュと呼ばれるよう訛りはありますが、今はもう訛りを持つ英語の方が世界人口的にはメジャーになってきているのもありますし、慣れてしまえば苦痛は感じません。

質の良い英語新聞を無料で毎日読めるのも、私にはとてもありがたいです。
 

2・他人種・多民族・多文化であること

これもマレーシアならではと思います。タイにも華僑がいましたが、マレーシアの他人種・多民族・多文化とは比べ物にならないと思いました。
 

3・いろいろな多民族料理を安価に楽しめる

これもマレーシアの醍醐味と思います。中華系料理、インド系料理、マレー系料理など、いたる所で安価に屋台食堂価格で食べられます。またレストラン系も合わせれば欧米系やイタリアンなどそれこそたくさんあります。

バンコクでも確かに各国の料理がありましたが、屋台系はやはりタイ料理でしたし、それ以外の料理となるとレストランになってしまうのを思いました。

私はインド料理も好きなので、インド料理を安く手軽に食べられるというのは大きいんです。
 

4・KLという大都市でも、まだまだ物価がバンコクに比べ安価であること

バンコクは正直、タクシーなど一部を除いて、物価が高騰しているように思いました。KLは、高いものもありますが、大都市である割にはまだまだ物価が安価というのも1つでした。

チキンライスなどの中華系料理が100円台で食べられるというのは私には魅力なんですよね。
 

5・バンコクに比べると、日本人が多すぎないこと

バンコクでは、とにかく日本人の数の多さに驚きました。繁華街だったのもあると思いますが、前にも日本人、後ろにも日本人、道路の反対側にも日本人・・・という感じでした。ちょっと東京みたいな感じと思いました。

対して、KLではバンコクほど日本人に出くわしません。もちろんいる所にはいるのですが。日本人が多すぎる所も避けたかったので、ちょうど良さを感じました。
 

6・冷房が強すぎず、ちょうどよいことが多い

これはたまたまかもしれませんが、今までいろいろなモールに数多く出向いた中で、KLでは冷房が強すぎないのを感じました。たまに強いこともありますが、体験数的には数少ない。

今もモール内のカフェでこれを書いてますが、半袖でちょうどいい快適な気温です。そしていつどこに行ってもそんな感じ。長袖を着た試しがあまりありません。

対してバンコクでは、冷房が極寒状態にきつく、薄手の長袖を着てもまだ寒いということが続いてました。毎回こんな風に建物に入るたびに長袖を着たり脱いだりするのは、自分にはキツいと思いました。
 

7・日が長い

1年中、デイライトセービング(サマータイム)みたいな感じで日が長いのもいいです。マレー半島側は経度的には日本−2時間が適正な時間設定のはずですが、時差はー1時間。

よって、太陽が沈み暗くなるのが19時半頃です。その分、1日を長く使える感じなのも気に入っています。私が夜型なのも1つ。ただ朝型の人、朝に活動する人にはきついかも。朝は7時過ぎないと明るくなりません。
 

8・いかがわしい店がない(少ない?)

私は女性なのであまりわからないものの、バンコクではゴーゴーバーだとかのお店がけっこうありますよね。通りがかりに中が見えたこともあります。

英語圏ではセクスパットと揶揄されていますが、バンコクには買春が目的の欧米人も多いのも定説。日本人男性も。

私を日本人と思わずエレベーターでいかがわしい話をする日本人男性にも遭遇しました。そういうのほんと嫌です。

クアラルンプールにもあるのかもですが、表立っては存在してないのもいいです。
 

9・直感的なもの(土地に呼ばれている感覚)

これを言ってしまえば身も蓋もありませんが、最後は直感です。直感的にKL/マレーシアだったのです。土地に引き寄せられている感覚、とでも言えばいいでしょうか。バンコクやタイにはそれを感じなかったのです。

人が土地を選ぶのではなく、土地が自分が呼ぶと言われています。私はマレーシアから呼ばれた感じさえしています。

なぜか、マレーシアではいろんなことがトントン拍子で進んでラッキーなことばかりが起こってるのですが、バンコクに着いたとたん、トラブルに立て続けに見舞われました。

スーツケースが出てこない、デング熱にかかり苦しむ、人工化学香料の匂いに苦しむ、冷凍庫並の極寒冷房に苦しむ、デング熱が治ったら皮膚感染症にかかってしまう、等。前回のタイ訪問では犯罪にも巻き込まれました。概して治安面で安全とされているのにもかかわらず。

偶然にしては同じ場所で重なり過ぎてる。バンコクという土地からは(少なくとも今は)自分は呼ばれてないんだな、「あなたの行くべき所に行きなさいよ」って告げられているんだな・・・的に思いました。

あとまたいずれ別記事で書きますが、ペナンの街は風水を意識して作られたと言われています。そういったことも関係があるのかもしれません。
 

なぜマレーシア地方ではなくクアラルンプールにしたのか

これはひとえに仕事面が絡む理由です。同時に今回単身で来ているので、いろいろと見どころや娯楽がありながらも、静かな場所がある、そんな環境を望んでいたことからもクアラルンプールがぴったりでした。

リラックスできる場所も大事ですが、あまりリラックスばかりだと人恋しくなってしまいます(笑) 子育てに良い環境というのも、私には子供がいないので、時として疎外感を感じてしまうことがあるんですね。

それよりも、環境も適度に満たされながらも、ビジネス面での利点もある場所に身を置きたいと思いました。
 

もちろん、悪い点もいくつもあるのは承知で

ここまでは現地点までで感じた良い点と、KL/マレーシアを選んだ理由ですが、当然、今は実感していない悪い点もいくつもあることと思います。むしろ今後は、住むとなればそういった悪い点や理不尽な点も乗り越えていかなければなりません。

それを十分承知の上で、ここに来ることができてよかったなーと心から今は思っています。

一言で言うと、クアラルンプールも含め、マレーシアが大好きになってしまいました。そして自分にぴったり合っているというのも実感します。

皆にも、巷の評判や住みやすいランキング等に惑わされることなく、「自分にぴったり合った場所」をうまく見つけて欲しいなって思います♪
 

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