八百長劇場-ショックドクトリン善玉悪玉・PRS手法



今政治の場などで進んでいることは、実は「八百長プロレス」だと言ったら、どう思いますか?でも、実はそれが現実に繰り広げられているのがわかります。

おそらく多くの人は「何バカなことを」と信じないか、または知らないことでしょう。陰謀論扱いされたりも。でも、すべての大きな出来事は大概にして、すでにシナリオが用意されていて、そのシナリオに沿って進められているのがわかります。

既存の常識を取っ払って、純粋に事象だけを眺めたら、面白いくらいにその「八百長プロレス」の現象に当てはまっているのです。

難しい言葉や解説を避けるために「八百長プロレス」という表現をしましたが(これなら誰にでもわかるし、中学生にもわかるくらいのレベルを意識して書く意図で)、そこには「ヘーゲルの弁証法」というものが駆使されています。ヘーゲルによれば、

ある概念Aはそれに対立する概念Bを生み、この対立はそれらを止揚する
概念Cを生んでこの対立は発展的に解消される

これが理論が盛んに利用されています。それは、政治の場では、本質から人々の目を逸らすために取りれられているのがわかります。

タイトルに書いたPRSの文字は、Problem-Reaction-Solution(問題・反応・解決)の略ですが、現代ではそれは「ショックドクトリン」という形で表現されています。

ショックドクトリン、日本語で言うと「大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」「惨事便乗型資本主義」。ナオミ・クライン氏の書籍で有名ですね。

恐怖を利用して進められる火事場泥棒政治。近年の日本や世界でされてきているのもこのショックドクトリンなわけです。

「ショックを利用した民営化政策」ショックドクトリンについて
語られた動画の抜粋版(約5分)。

全編をご覧になりたい方はこちら。(45分)

このショックドクトリンに基づき、シナリオを実行するために、わざと問題を起こします。上で言うProblemの部分。そして、反応(Reaction)→解決(Solution)への道筋をあらかじめ用意したシナリオに沿って進めます。
 

「善玉・悪玉手法」

私はさらにわかりやすく、これを個人的に「善玉・悪玉手法」とここで名づけました。

問題に対して、支配者側があらかじめ「2つ」の選択を用意します。

上で触れたヘーゲル理論に照らし合わせながら見ていただけます。

ある概念Aはそれに対立する概念Bを生み、この対立はそれらを止揚する
概念Cを生んでこの対立は発展的に解消される

ここで言い換えると、以下のようになります。

「悪玉」(概念A)とは、その名の通り、悪を演じる悪役および悪役の主張。
「善玉」(概念B)とは、民衆の味方を演じる役およびその主張。

民衆は当然「善玉」を選び、そこから支配者・体制側の意図する場所へ誘導
(概念C)

・・・そして対立は発展的に解消される

「悪玉」も「善玉」も、支配者側/体制側によって用意されています。

目的としては、民衆は当然「民衆の味方」である善玉を選びますから、そこから支配者・体制側の意図する方向へ誘導するのが目的です。そこには、本当の解決から目をそむけさせる役目や目的も含まれています。だからこそ善玉を用意するのです。

また「善玉」が、民衆の味方であり、神や救世主のような存在と思われるよう、この場合の「悪玉」は、とんでもなく馬鹿だったりへっぽこだったり、または「ありえない」悪魔のような存在だったりすることが多い。(例:野田、山下俊一、等)

また「善玉」は支配者側に用意された存在だが、中にはそうではない本当の「善人」もい。見分け方としては、善人はまずマスコミに取り上げられられない(または潰される)。そこから「善玉」か「本当の善人」かを見分けることができます。

この善玉悪玉手法を利用したシナリオが実際に使われていることを、4つの「八百長プロレス」の例に当てはめてみます。
 

善玉悪玉手法(PRS)を利用した八百長プロレス劇場の例

【その1】福島の放射能汚染と除染編

登場人物:

悪玉役→山下俊一教授
善玉役→児玉龍彦教授

体制側の目的→県民を避難させるという本来の選択を消し去り、除染によって放射能汚染から人々を守り安全が手に入ると洗脳&誘導。除染利権へ繋げ、避難を阻止。

(管理人のツイート)

山下教授:(悪玉役&概念A)
福島の汚染はいたって安全。年間100ミリシーベルトまではまったく問題がなく、1マイクロシーベルト毎時などという数字はまったく問題ではない。放射能は、クヨクヨしてる人のところへ来るんです。ニコニコ笑っている人のところへは来ません。

児玉教授:(善玉役&概念B)
いや、何言ってるんだ!福島の人々や子どもたちは危険にさらされているんだ!政府はいったい何をしているのか!人々や子どもたちは今この時も危険に晒されて不安の中で過ごしているんだ!内部被ばくは危険なんだ!早く何とかしろ!その方法は・・・

意図された方向(概念C・ここにつなげるのが児玉教授)
そう、除染を一刻も早くしなければ!今のままでは危険だ。政府は国をあげて除染をする必要がある。除染をして、子どもたちを危険から守ろう。そして、国土を取り戻すんだ!(=除染利権へ誘導)

こうして見事に「国が人々を避難させる」選択肢は消し去られてしまいました。

代わりに、思惑通り「除染で人々を守り、再び国土を取り戻す」という意図へ誘導されてしまったのです。

今も放射能漏れは止まってないですし、引き続き放射能は放出中。除染しても次から次へと降り積もります。何より物理的に考えて、森林などの広大な土地が、すべて除染などできるわけがないです。雨で山や森からも流れ込みます。

この状態で除染をしてもまた汚染されるだけであり、そこでまた除染…を繰り返していけば、半永久的な利権にも繋がります。さすがです。
 

【その2】原発国民投票

登場人物:

悪玉役→生粋の絶対原発推進派
善玉役→原発国民投票実行派

体制側の目的→「国民が決めよう」ということに目を向けさせ、「即停止・即廃炉」から目をそむける。(改憲のための国民投票への地ならしという見方も)

※国民投票で脱原発となった場合も、「即運転停止・廃炉」ではありません。

2022年までの段階的閉鎖(=それまで引き続き原発稼働)での脱原発であり、それまで10年の間は、事実上の原発推進となります。

また大事な事として、原発国民投票の結果を無効化させる法案まで出されています。

原発国民投票を無効化?「国民投票結果に拘らない」法案提出

国民投票で結果が出たとしても、本当に止める気などないってことです。

絶対原発推進派:(悪玉役&概念A)
原発がなくなれば夏場に電気が足りなくなる。原発は今後も絶対に必要だ。

原発国民投票実行派:(善玉役&概念B)
ちょっと待った!原発をどうするかは電力会社ではなく国民が決めるべき!

意図された方向(概念C・ここにつなげるのが国民投票)
国民投票にて、原発の可否について決めよう。皆で参加して、この先を決めよう!(=大衆を即運転停止・廃炉の選択外へ誘導)

ここでは、国民投票が用いられることによって「原発即運転停止・廃炉」という選択肢は、消し去られてしまいました。

そして思惑通り「国民投票で決める」(=「即運転停止・廃炉」が前提でない)という意図へ誘導されてしまいました。

これには管理人もすぐに気づくことができませんでした。が、後に「即廃炉」という選択肢がないことを知り、このシナリオなんだと気付かされました。

【その3】TPP

これは「TPP茶番劇シリーズ第一弾」に掲載されていて、私も後から「なるほどその誘導か」と後から気づいたものです。そちらから引用します。

登場人物:

悪玉役→野田首相、TPP推進派一同
善玉役→中野剛志氏、佐藤ゆかり氏

体制側の目的→いったん交渉参加表明したら、それ以降は離脱は不可能だということを刷り込む(実際は参加後も離脱可能)

野田・TPP推進派:(悪玉役&概念A)
TPPは平成の開国だ。バスに乗り遅れるな! ISD条項?知りましぇーん( ̄▽ ̄;)

中野剛志氏・佐藤ゆかり氏:(善玉役&概念B)
TPP交渉参加は婚約なんですよ。いったん交渉参加したら、もう離脱できないんです!総理はISD条項を知らないんですか!?交渉参加してしまったら離脱できないんですよ!どうするんですか!?

意図された方向(概念C・ここにつなげるのが上記2人)
いったん交渉参加したら離脱は不可能。TPP参加表明したら国内法では制御できないから米政府の要求を飲むしかない。(=野田が参加表明さえすればTPP完全参加。←実際には交渉参加後も、参加後も、離脱は可能)

ここでは「交渉参加後も離脱は可能」という選択肢が消し去られてしまいました。

思惑通り「交渉参加してしまったら離脱は不可能」(=実際には可能)という意図へ誘導されてしまいました。

まさか中野剛志氏が…と思う方は多いことでしょう。私もそうでした。でも冷静に考えてみるとわかるのですが、本当の「善人」としての反対派であるならば、マスコミに頻繁に取り上げることが、そもそも不自然。

また中野氏は原発推進派でもあります。原発反対は左翼という言葉まで出しています。彼の立場で「左翼」などという言葉を出すということがそもそもレベルを疑うのですが、左翼と批判するなら、右(親米)よりのTPPに反対するのも不自然。

もちろんこれは「仮説」ではあるものの、妙に納得できてしまう事実。

中野氏が主張するTPPのデメリットに関しては本当ででしょう。「大方の真実に少しの嘘を混ぜる」という手法がありますが、それを着実に実行したのかもしれません。
 

「善玉」にこそ、本当に気をつけなければいけない

「悪玉」は、人々は簡単に見破れます。メディア洗脳が進んでいて、それが良しとされていても、それでも一定の人数の人は「おかしい」「ありえない」「ふざけるな」と、自分で気づくことができます。それでも洗脳されたり信じてしまう人はいるものの(例:山下の安全説、等)、普通の感覚なら気づけることが多い。

しかし。

「善玉」には、多くの人がいとも簡単に騙されてしまうのです。

だから私は、誰にでも極悪人とはっきり明確にわかる野田や山下よりも、善人に見える人物にこそ、もっとも気をつけなければいけないと思ってます。

「詐欺師」が使うテクニックと同じだからです。最初から悪いことをするのではなく、良いことをしているように見せかけて、意図する方向へ導くという。

このことは、下記「PRS手法」の解説にもちゃんと書かれています。

その人物の過去や主張や、そして現在の行動にこそ、深い注意を払うことが必要だと考えています。主張していることと、実際の行動が、矛盾してないかどうかも。
 

簡便にして破壊的なPRS(問題-反応-解決)人類操作技法

最後に、デイビッド・アイク氏によるPRS (Problem-Reaction-Solution)=「問題・反応・解決」手法の流れを残して記事を終わります。

私はアイク支持者ではないし、彼の展開する内容に全賛同してるわけではないですが、このことに関しては説明という意味で非常に的を得ていると思うため、転載します。

簡便にして破壊的なPRS(問題-反応-解決)人類操作技法より一部引用

PRSとは「問題(Problem)-反応(Reaction)-解決(Solution)」という意味で、それまで「ヘーゲル弁証法」と呼ばれていたものを私が新たに言い換えた用語だ。

私がこの語を使うようになって以来、さまざまな陰謀論の研究家がこの用語を使って大衆支配のテクニックを暴露するようになったが、これはすばらしいことだ。

この簡便だが破壊的な人間操作技法を理解する人が増えれば、それだけ人類は騙されにくくなる。PRSで考えれば911で本当に起こったこととその理由がよく理解できる。理屈はこうだ。

基本的な自由を奪うとか、戦争を始めるとか、中央集権化を進めるとかいうようなことを公然と提案したのでは、大衆が反対するのはわかっている。そこで、馬鹿正直にそんな提案をする代わりにPRSを使う。

第1段階

わざと問題を作り出す。ある国が他国を攻撃するとか、政府の腐敗や経済の崩壊とか、あるいは「テロ攻撃」でも何でもかまわない。実際に大衆が何かの「解決」を求めるようなものなら何でもいいのである。

第2段階

そうして作り出した問題をある一定の方法で大衆に伝え、こちらが望むような反応を引き出す。ここでは、その問題について誰かに非難を集中させることがポイントだ。

たとえばケネディ大統領暗殺のときのリー・ハーヴァイ・オズワルドや、オクラホマ連邦ビル爆破事件のときのティモシー・マクヴェイのような「身代わり(スケープ・ゴート)」をつくり出すのである。

そこで事件の背景をねじ曲げて宣伝すれば、大衆の側から「何か手を打たなければならない」と言い出すように仕向けることができる。このせりふが出ればしめたもの。

第3段階

自分で作り出した問題に対する解決策を堂々と提案する。

もちろんその「解決策」には中央集権化、邪魔な政府関係者や政治家の排除、基本的自由の剥奪などを盛り込んで、世界的ファシズム国家の計画を推進する。

これは、《9.11》を口実にこれまでどれどの自由が奪われてきたかを考えてみればわかることだ。

(引用注:橋下維新への動きにもぴったり当てはまります。第1段階は再稼働問題、第2段階は野田政権、第3段階は道州制等)

もっと巧妙な手口としては、これくらいなら通るだろうという見込みよりもはるかに過激な変化をまず提案し、反対の声が上がるのを待って、最終的にもともとの見込みの線で決着するというテクニック。

この方法を使うと、反対派に、こちらが妥協して途中であきらめたと思わせることができます。しかしその裏で、アジェンダを進めるために次の「問題」を用意しておく。

PRS技法を使えば大衆心理を見事に操作することができ、普通の状況なら強硬な反対に遭うようなものを向こうから求めてくるようにでき、それがだめでも、少なくとも導入への抵抗をなくすことはできます。

PRS技法によるこうした筋書きを実行する上で、その役割を完璧にこなしているのがマスメディア。

イルミナティはこのようにして、大衆に信じ込ませたいものの見方を、マスメディアを通じて発信している。そうした記事は世界中の新聞の一面を飾り、ラジオやテレビのニュース番組のトップで扱われる。

やがてそうした考え方が「基準」となり、さらには公式の「歴史」となるのである。

こういう視点を持って、TVやツイッターから流れるメディア発の情報を「上から俯瞰」して眺めると、本当に面白いように流れがわかりますよ。

そして、善人・正義の味方だと信じてやまなかった相手が、実は役者であることにも気づいてしまうわけです。今回書いた型にぴったり当てはまってるから。その場合、その人物を観察していることでいろんな矛盾点が出てくるので、そこでも見抜くことができます。

丸ごと鵜呑みで受け取るではなく、一歩引いて斜めに見ることからスタートすることが大事な一歩だと思っています。TVという場所に出れる存在に対して、何も疑わずにすぐさまスーパーヒーロー扱いして盲信するのは、小学生で終わりにしなければなりません。
 
 

 
 

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