[海外医療] タイでの病院・システムが日本よりも進んでいた件(データ有)



今回管理人は東南アジアでデング熱を患わったことで、タイで病院に行くことになりました。

ホアヒンという場所にある病院ですが、「Bangkok Hospital」という名前で、バンコクに本拠がある有名病院です。

bangkokhospital
 

Wikipediaによると、東南アジア最大の病院ともあります。

バンコク病院

ある日の平日の午後、この総合病院に行きました。人はけっこう待っていましたが、待ち時間10分以内で問診に通されました。

そこで体温と血圧をはかったのですが、日本では見たことがなかったような器具が出てきて、体温が一瞬でわかってしまいました。血圧をはかる器具も最先端の感じがするものでした。

その後また別の待合室に通され、その後5分も待たずに診察室に通されました。人はけっこうあちらこちらに待っていたのにです。

医師は女性でした。診察も手際がよく、パッパッと進みます。

余談ですが私はフィリピン(マニラ)で病院に何度か行きましたが(けっこう大きなケガもした)、その時の医師も女性でした。もちろん英語、それもかなり流暢。

日本では症状の原因を伝えられないことがほとんどでしたが、バンコク病院では、私のこれまでの経過や発疹などの症状から「典型的なデング熱の症状」とすぐにわかりました。

その後も速いものでした。治療代の支払いと薬の受取りのための待ち時間はせいぜい5分程度。

体感的にすべてが30分以内で済んだ感じです。

日本で何度か病院に行きましたが、こんなにスムーズに速く進んだことなど一度もありません。総合病院になると、たいがい2時間とか、午前中いっぱい待たされました。町医者系のクリニックでも今回よりも長く待たされています。

建物も設備も新しく、いかにもタイ・いかにも途上国の病院という感じはゼロです。

日本ではドクターハラスメントもどきの対応にあったこともあり(男性医師も女性医師も)病院に苦手意識がどうしてもありますが、その女性の医師は冷たい感じはまったくなく、親身かつ機敏でした。

また言葉ですが、すべての医師・看護師が英語が問題なく話せ、問題なく通じました。基本的に外国人が単独で英語で診察を受けられる体制になっています。日本では考えられません。

私は日本在住時代、日本語の話せない外国人夫が病院に行く時は通訳目的で付き添いをしなければなりませんでした。タイでは英語が病院で普通に通じるので、その必要もありません。

「日本よりすごいじゃん」と思ってしまったのが本音です。

治療費は海外旅行傷害保険でカバーできますが、いったん全額を支払いました。薬代込みで日本円で約5千円程度です。
 

「メディカル・ツーリズム」も東南アジアで1位のタイ・国際的認証基準も最多

タイでは今、「メディカル・ツーリズム」に力を入れているといいます。タイの先進医療技術は東南アジア1だと言われています。

タイの先進医療事情。メディカルツーリズムは東南アジア1位って知ってた?

それによると、国際的認証基準(JCI認証)を受けた病院が、タイが東南アジアで一番なのだそうです。またタイのメディカルツーリズム受入数も東南アジア最多とのこと。

国際的認証基準(JCI認証)は、病院認定専門の非営利機関による、医療品質や衛生管理に関する基準。国際的医療評価機関であり、本部は米国のシカゴにあります。世界的にも知名度の高い評価基準です。

タイ国内では37病院、後述しますが、これはJCI認証済みの病院数としては東南アジアでも最多です。日本国内はわずか10医院。タイと同様、メディカルツーリズムを掲げるシンガポールでは21病院(国土面積を考えると大変充実しています)、ロングステイに最適と言われるマレーシアは、わずか13病院となっています。

①タイ:37病院
②中国:33病院
③韓国:30病院
④シンガポール:21病院
⑤インドネシア:18病院
⑥マレーシア:13病院
⑦日本:10病院
⑧フィリピン:6病院
⑨ベトナム:1病院

残念ながら日本の評価済の数は非常に低いです。特に日本が人口も多い「先進国」であることを思うと、驚愕に低い数字です。

上記の国際医療認証基準からしても、英語対応やメディカル・ツーリズムの受け入れ体制からしても、タイの医療事情は日本よりはるかに進んでいるのが現実ではないかと思われます。